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2011年12月4日日曜日

柏レイソル初優勝と5位マリノスの差とは

Mr.BIGの予想通り、2011J1リーグは柏レイソルが名古屋、G大阪の猛追を退け、
初優勝を決めました。完全アウェイの「さいたまスタジアム」で浦和を1-3で下し、
勝ち点72で単独首位、史上初のJ1復帰1年目での優勝を決めました。

優勝を逃したとはいえ、名古屋もG大阪もアウェイで勝ち、勝ち点差は各1ずつ。
名古屋は勝ち点71、G大阪は勝ち点70を積み上げました。名古屋はJ1連覇まで、
あと勝ち点1差だったわけで、本当に悔しい、あと一歩の結果となりました。

Mr.BIGの予想通り、4位はベガルタ仙台が逆転で浮上、5位横浜Fマリノスとなりました。
4位と5位の勝ち点は56で同列ながら、得失点差で仙台が上回り、4位賞金6,000万円を
獲得、マリノスは5位賞金4,000万円を獲得しました。

柏の優勝については、これまでブログで様々な考察を書いてきましたので、特に追記する
必要もありませんが、柏というクラブの一体感、フロントも監督も選手もチームスタッフも、
そしてサポーターも一丸となって戦った結果が、花開いたということで文句無しでしょう。

何より、ネルシーニョ監督の絶対にぶれない、勝負師としての能力、経験値の差ですね。

優勝が掛っている試合で、様々なプレッシャーにも負けず、自分たちを信じて、戦い抜いた
強いチームを作り上げた監督の功績は称賛されるべきでしょう。
そしてこの柏に今年マリノスは一度も勝てなかった。リーグ戦2連敗ダブルを喫している
という現実を受け止めるべきでしょう。相手には良い外国人選手が居たからどうとか、
そんな言い訳をしたらダメですよ。要は監督の采配なんですから。

優勝争いした上位3チームが、それぞれのクラブの置かれている事情があるにも関わらず、
最終戦を勝利で終えた、しかもアウェイでの勝利で終えたこと、そして被災地の仙台が
逆転で4位に浮上したこと、5位マリノスは謙虚になって、他クラブをリスペクトすべき、
でしょう。6位鹿島でさえ、失点差はマリノスと同じ40で並んでいます。シーズン序盤に
堅守マリノスと言われ、守備が堅いと、やや驕りもあったのかもしれません。
ちなみに仙台は失点数がリーグ最少の25です。GK林は凄いですね。

最終戦、鹿島に引き分けましたが、俊輔のFKを大黒が頭で合わせたシュートは、久々に
いいゴールだと感じました。同点ではなく、決勝ゴールなら、最高だったんですが。。
先制点を許した場面でも、大迫-興梠のワンツーで崩され、ゴール前、大迫をフリーに
してしまった、これでは名古屋戦の小川のゴールと同じ展開ですよ。あれほどポッカリ
穴が空いたわけではないけども、ボールウォッチャーになってしまっている。
パス出した時点で、出し手にも人が付かなきゃ、ゴール前に人数が居てもやられてしまう。

それでも、鹿島のシングル勝ち予想を外してくれたのは、波戸選手のおかげですね。
彼がマリノスの負け試合を引き分けにまで戻してくれたと思いますよ。
挨拶にしても、清々しい、そして人柄が表れていましたね。社長や監督とは全く違いますね。
※マリノスについて言いたいことは後で書かせて貰います。

J2は札幌が4年振りにJ1復帰が決定!鳥栖も悲願の初昇格となりました。FC東京も復帰し、
来季のJ1は北は北海道、南は九州・佐賀まで移動距離も長くなり、また厳しい戦いになり
ますね。そんな中、元マリノスの選手たちがJ1に戻ってきます。
札幌のキャプテン河合竜二やFC東京の坂田大輔、鳥栖は山瀬幸宏や浦田延尚が在籍しています。
彼らとの対決も楽しみに、来季に向け、マリノスは大改革が必要でしょう。

それでも、今シーズンのリーグ戦、マリノスの選手たちは本当によく戦ってくれました。
選手、スタッフに感謝ですね。本当にお疲れ様でした。

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