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2012年8月22日水曜日

Jクラブ収入トップは浦和53億8200万円

Jリーグが21日、都内のJFAハウスで理事会を開き、11年度の全クラブの決算報告を行った。J1とJ2を合わせた38クラブのうち、営業収入が一番多かったクラブは浦和の53億8200万円で、2位は名古屋の41億9600万円、3位が鹿島で41億6500万円だった。入場料収入では浦和が唯一10億円を上回り、19億1800万円となった。

東日本大震災の影響などにより、J1平均の営業収入は前年比4%減の29億1200万円となった。赤字決算のクラブも、震災の影響を受けたJ1鹿島など、J1で8、J2で10クラブに上った。

20周年を迎えたJリーグ。
加盟クラブもJ1、J2合わせて40となり、全国にプロサッカークラブが誕生したものの、
ビジネスとして大成功しているのは、ほんの数クラブに過ぎないわけですね。
震災の影響で営業収入3位の鹿島が赤字だったのはしょうがないとしても、18チームが
赤字経営とは。クラブライセンス制度が導入される前とはいえ、今後、Jクラブは減少する
可能性は高いでしょう。J2岐阜が経営難で来季のJリーグ参加がピンチだとも報じられて
います。ピッチの内外で厳しい戦いを余儀なくされていることがよく分かります。

浦和レッズは日本を代表するビッグクラブなのは間違いないですね。
営業収入58億8200万というのはちょっと信じられない数字です。
前節は埼スタに4万4000人が来場していますし、現在3位という好成績もあり、今季ホーム
での来場数は増えていることでしょう。営業収入が更に伸びるのではないでしょうか。

Jリーグは各クラブが営業収入を伸ばせるように、地方自治体や企業とタイアップして
様々な企画、イベントを立ち上げているとは思いますが、地方のクラブは厳しい財政の
中、よくやっていると思いますよ。ただJリーグは各クラブだけの責任にしないで、
Jリーグ全体として強力にバックアップすべきじゃないですかね。

Jライセンシーの部分でもっと規制緩和するとか、商品化出来るものをたくさん増やす
とか。そうでもしないとクラブのブランディング強化になりませんよ。
クラブのブランディングがあって、新規ファンとかサポーターとか獲得に繋げて
いかなければ、スタジアムに行って応援しようという気にはなれないでしょう。
この辺り、大東チェアマンを始め、Jリーグ理事会Jリーグ実行委員会は各クラブと
一緒に汗をかいて取り組んで貰いたいと思います。

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